iOS用カンペアプリ開発メモ エピソード0【開始前夜】

 もう半年近く前のことになるが、年始に「プログラムができるようになろう」という目標を立てた。予想通り、例年のごとく、これまで放置していたのだが、本業が暇になったこともあり、重い腰を上げて取りかかることにした。
 根っからの文系人間であり、すでに30歳を超えており(プログラマーの引退は35歳、なんて意見もある)、いままで一度も一ミリもプログラムに触れたことがない自分が、どこまでできるだろうか……。あまり期待はせずに始めていこう。

 いろいろなサイトを見てみた結果、事前の勉強などは特にせず、作りたいものを行き当たりばったりで作ることにした。勉強とかやってると、わかんなくなって飽きちゃうだろう、という32歳の冷静な判断である。

 僕はイベント制作の仕事をしているので、第一弾のアプリは、ステージ進行の現場で使える、「カンペ」アプリを作ることにした。カンペとは、よくテレビ見かける、フロアディレクターが持ってるアレだ。「次行って」とか「巻きで」とか、ステージ(テレビだとフロア)から出演者に指示を出すためのもので、通常はスケッチブックとマジックが使われている。


 とりあえず開発に必要なアプリ(Xcode:600円)をダウンロードし、開発機であるMacBookAir11インチにインストール。64ギガしかないHDを4.5ギガのインストーラーはきついよー。

 お絵かきアプリの作り方が載ってるサイトはないかな、と探していたら、もとまか日記Zさんに、iPhoneアプリを作ってみよう(Xcode4編)第1回:じゃんけんゲーム、というエントリーがあったので、ちょっと寄り道してやってみた。


 初めての自分には、コードの読み方からしてちんぷんかんぷんなので、とりあえず書いてあることをそのまま書き写してみると、所要時間、およそ3時間で一応完成した(と思う)。実行するとiOSシュミレーターが立ち上がるのがちょっとおもしろい。
 ただ、夏休みの最終日に答えを見ながら宿題をしているような感じ。理解は全然していない。それからやりながら思い出したけど、俺は英語も苦手だった。

 iPhoneアプリiPadアプリの違いがどこにあるかもわかっていないが、もう目が痛いので本日は終了。




<今回のまとめ>
■作りたいアプリ……カンペアプリ
■やったこと……Xcodeのダウンロードとインストール/じゃんけんゲームを作った
■覚えたこと……コマンド+Rが実行のショートカット/ボタンを置いたら紐付ける/アプリ起動時の画像の解像度は320×480px(iPhone4用は640×960)
■次回は……流用できそうな、お絵かきアプリの作り方が載ってるサイトを探そう!