照れるほどに殴りたくなる

 G1クライマックスをちょろちょろと見ている。今は、ケーブルテレビ(orスカパーor光テレビ)があれば、全部の試合を見ることができるんだね。マイケルシェンカーの音楽に乗せて、ダイジェストで見ていたあの頃とは違う、良い時代だ。ま、あのダイジェスト、すごい好きなんだけども。まだグリーンボーイの天山(そのときは山本)が、いつもオリジナル逆エビで西村修に勝っていたもんだ。
 だんだんと新日のクオリティが高くなっているのは、週プロを読んでいてもよくわかる。棚橋、中邑、後藤(洋央紀ね、達俊兄さんじゃなくて)の世代と、真壁と、永田とか中西の世代が、良い具合に混ざっている。永田と中西って、今の年になって輝き出す珍しい世代だったんだね。
 選手が揃ってるんだから、あとはマッチメーカーの腕次第。ネットの情報だと、ユークスでゲーム作ってた人が今のマッチメーカーなの? 田中、大森、田尻なんかも上手に使いながら、新日を復活させて欲しい。
 真壁……ストーンコールド
 棚橋……ロック
 中邑……カートアングル
 後藤……HHH
 永田……HBK
 中西……ビッグショー
ありきたりだけど、こんな感じだろうか。中邑とカートは、打撃とレスリングの違いはあれど、リアルの力が後ろに透けることで、タイミングが合えば誰に勝ってもOKな存在、的なイメージ。中邑はリアルの実績無いけどね。
 矢野とか飯塚とかが、うまいこと当てはまらないなぁ。飯塚は、タイガージェットシン的に、とりあえずめちゃくちゃにする人、でいっか。これまた、誰に勝ってもOKな存在だけど、めったに勝たない、みたいな。
 矢野みたいなヒールって、意外と合うポジションが無いかもね。飯塚ほど反則ばかりでもないし。体型は違うけど、ジェリコとか?
 くすぶっている井上は、ゴールダストかスコッティー2ホッティーを目指すのがいいのではなかろうか。
 あとはアンダーテイカーか……。これはWWEでも後釜を作れてないし、これこそが100年に1度なんだな、きっと。
 大森はJBLで、田中はクリスベノイか。
 でも、まだまだ足りない。エッジ、クリスチャン、ハーディーズ、ダッドリーズ、そしてビンス家……。WWEってキャラ立ちさせることに関しては、世界有数だわ。