摩耗と決裂

 月曜の午前、及び午後はどうにもテンションが上がらない。あまり曜日に縛られるタイプではなかったのだが、近ごろは土日が楽しみな生活を送っている。きっと、体内環境が変わったのだろう。大人になったわけではないと思う。
 朝からお使い程度の仕事をこなし、昼からはホントのお使い。ビックカメラで映像ケーブルやら、音響ケーブルやらを購入。音響ケーブルっつーか、普通の赤白RCAミニピンなんだけど。良い言葉が思いつかなかった。
 昼飯としては、各地で評判の松屋トマトカレー。昼飯で松屋に入るのは、かなり珍しい。夜なら、半年に一度くらいある。
 にんにくが効いていて、なかなか美味しかった。もう食べないと思うけど。松屋でカレー、という行為に慣れている人は、わりとハマるのではなかろうか。小生は松屋でカレー、が初めて。Sガストでカレー、はあるけどね。Sガストって、前はクイックガストって名前じゃなかったっけ? Qガストじゃないのね。
 事務所に戻って、22時半まで一心不乱に仕事して、最後のほうは腐乱。途中、ネットワークがうまく繋がらず、混乱をきたす。あー、怖い怖い。
 家に帰ってきて、冷や奴と餃子とキャベツサラダとキュウリの夕飯。なにげに、炭水化物ダイエット中。
 先週は、わりと積ん読本が消費できた週間だった。道尾秀介「向日葵の咲かない夏」、神尾秀樹「強欲資本主義 ウォール街の自爆」、森博嗣「少し変わった子あります」の3本を読了。雑誌を買わなかった分、時間があったんだな。
 やはり、森先生の作品は切れ味のある文章が連発されている。サッとでも読めるし、じっくりと味わうこともできる設計。ネットで見かけた書評に、「森先生の作品は、下地の色がいつも同じである」という感じのものがあったが、言い得て妙。
 今週は、1ヶ月ぶりに菊地成孔を読む予定。「M/D」が絶版となり、アマゾンの中古で10000円弱の値がつけられている。なかなかニッチな商売。店頭で見かけたら買わねば。