Nin-JAZZ 忍ジャズ

 当たり前のようにGWは終わり、今日からまたしてもデイリーワークスが始まる。とにもかくにもやる気が削がれているのだけれど、否、削がれているという受身ではなく、削いでいるのか。いや、現代風に言って、やる気が蒸発しているんだな。家にいて、一日中読書していたい。
 ってなことを思いつつ、体はわりと仕事をしてくれるので、助かる。頭は常に自由。このことを肝に銘じるのである。
 今日でお別れの後輩と一緒に、立ち飲み屋で小一時間の飲み。僕は別れに対して鈍感なので、とくに何も思うところはなかったりする。身内以外は、死別しても全然悲しくない。もしも友達が亡くなって、もしも僕が悲しんでいたら、きっとその人のことを僕は身内だと認識していたのだろう。
 これからのイベント業界は、プランニングの会社と、人材派遣の会社に二極化していくね、みたいな話が同じ業界の人と話していたら出た。でも、制作という仕事がなくなるわけではない。制作会社(プロダクション)はどうなるのだろう?
 きっと制作の部分はサービスになる。タダってこと。
 制作会社が、企画費もらって、人件費に何割か乗っけて、美術施工費に何割か乗っけて、会場費に乗っけて……なんてビジネスができなくなるんだな。
 クライアントは、見積を見て納得できる項目にしか金を払わないようになる。これまでみたいに「面倒だからこの金額で丸投げっ!」的なことをしなくなるし、そもそも金がなくてできない。
 ま、すべてはガラス張りになる、ってことで。決して悪いことじゃないさ〜。