水と日が洗い物

音楽誌が書かないJポップ批評 ユニコーン」の文庫が出ていたのを見かけて、ふらりと買ってしまった。2日で読み干したけど、これのどこが批評なんだ。中身は99%ユニコーン絶賛の文章。どっかで1行だけ、ロッキンオンジャパンの批判ぽいことが書いてあったけど、そんなもんライターが書かんでも、素人が書き散らしまくっとるよ。
 あと、「この曲のこの部分が○○風」とか書いてどうすんだろ。そんな文章を読んだのが、2000年前半以来(っていうか大学時代以来)だったから、クラクラしてしまった。
 だけど、久しく低下していた新曲制作意欲がなぜだか湧いてきたので、読んだ甲斐はあったかな。
 なんだかんだ書いたが、今はユニコーンの「ケダモノの嵐」を聴いていたりする(影響されやすい男)。ユニコーンは、カラオケ屋で年に1回くらいは聴くけど、民生の声を聴いたのがスゲー久々。
 このアルバムのイメージって、重くて聴いてて疲れる感じだったんだけど(そのせいで、すごい嫌いだった)今聴くと、良い曲が多くて楽しい。
 多分、「スライムプリーズ」が好きじゃなかったんだな、きっと。今も好きじゃないし、なんか重苦しい。