イラストの敷居を低くし、

 病院に関係する仕事が一件あって、週に一度ほど、病院へ行く(事務所だけどね)。予想通り、全館禁煙らしく、打ち合せ前や後に病院近くのタバコ屋の前にある灰皿付近にたむろしていると、職員の方がよく来る。それを見て、入院したくないから健康でいよう、と思ったけど、タバコを吸っていると入院する率が高まるジレンマ。
 爪切りがないなーないなー、と2週間くらい思ってたんだけど、Macに向かいながらふと自分の左肘を見たら、置いてあるじゃないの。机の上には、Mac関係品と灰皿と飲み物しか置いてない、つまり、見失いようが無い状況なのに、気づかないこの不思議さ。新本格推理小説のトリックのような、やるせなさが漂う。新本格が出たてのころに、こんなトリックがあったように記憶してるけど、わりとリアリティあったんだな。
 海外ミステリーの新刊を読んだけど、ヒットせず。大まかに言って、仲間が犯人、的なオチが多すぎな気がする。ラリアットプロレス、よりもさらに進んだパワーボムプロレスだなこれは。今や、それすら繋ぎっぽく使われてるし。意外なオチなんて、もはや必要としてないのだが。それよりも、小説としておもしろくないとね。技云々よりも、小気味良いプロレスが見たい。