テキサスブロンドヘアー

 一日中パソコンの前に座って、移動中の電車内は本を開き、帰ってきてからもMacの前から動かないせいか、目が疲れて仕方ない。森先生もどこかで書いていたけど、やはり人間の限界は入力だ。目が疲れてきた時点で、頭もほとんど使い物にならなくなるし、寝るしかなくなってしまう。だから、今日ももう寝る。
 駅の構内を歩いていてふと思ったのだけど、色気とか色香って、なかなか感じないよね、って気がした。言葉自体は、違和感なく耳に入ってくるんだけど、日常でそんなこと言う機会もなければ、聞く機会もない。ってことは、色気とか色香って、ほとんど存在しないのではないだろうか。存在してても観察者がいないから、ないのと同じって可能性もある。由々しいかも。今のは女性を想定して書いているけれど、男の色気、なんて言葉もあるにはある。こっちはまぁ、本流ではないと思う。調べてみたらそうじゃない可能性もありそうだけど、調べないから、気にしなくてOK。
 夏になると、みんな薄着になってハシャいでしまう。もちろん、3割くらいの人しかそんなことはないと思うけど、目立つのはその3割だから、みんな、と表現してもいい、よな、きっと。それはおいといて、特に酔っぱらうと混同しがちだが、薄着は単なるエロだ。色気ではない。そうあってほしい。
 検索にはよくヒットするけど、たいていソースというか取り上げられてるものが微妙なALL ABOUTには、「アンケートを取ると、黒木瞳鈴木京香、松嶋奈々子は必ずベスト5に入るでしょう」なんてことが書いてある。普段は物静か(そう)だけど、芯があり(そう)、可愛くもあり綺麗、みたいな共通点かしら。
 色気を追求するには着物、とかも書いてあるし、色気は日本特有の概念なのかな。確実に失われつつあると思うね。今の20代が想像している、チャイナ服からスリットしてる生足、とかは色気じゃないんだ。この問題は持ち越し〜。