春うららか日焼け

 朝から水族館の現場。春の心地よい陽気に誘われてか、たくさんの人が集まっていた。のんびりした現場かと思いきや、予想より賑わいがあり、あっという間に終わった。明日も引き続き同じ現場。もう少しのんびりできればなお良し。
 先週購入した 100円本を快調に読み終えている。赤川次郎「真夜中の騎士」、西村京太郎「十津川警部の対決」、山口雅也「13人目の探偵士」を、各1日くらいで読了。赤川次郎先生や西村京太郎先生を読むのは、小学校以来ではないだろうか。あまり覚えていないが、中学校くらいまでは読んでいたかもしれない。生まれて初めて触れた推理小説が、西村京太郎先生の十津川シリーズだった。あの頃は、一冊読むのに一週間以上かかっていた気がする。本当は、最新作に近いものを読みたかったのだが、残念ながら100円本コーナーにはなかったのだ。80年代後半の作品は、テクノロジーが、読んでいてもどかしくなる古さ。ディクスン・カーとか、エラリー・クイーンまで古典になると、全然気にならない。
 昨日は、高田崇史QED 東照宮の怨」を読了。高田作品はずーっと前に読んだデビュー作以来か。歴史解説部分を読み飛ばしてしまう、ダメなミステリ読者となっている自分にがっくり。
 時間軸が適当だが、一昨日のお休みの日は、森博嗣θは遊んでくれたよ」を読了。森先生くらいになると、一作ですべての伏線を収束させることを求められなくなるのか、より研ぎ澄まされたものが次々と発刊されている。あと2年くらいで執筆を終了されるようだが、それまでは至福の時を我々は過ごせる。とにかく、同じ時代に生まれたことを感謝。
 メフィスト賞づいたのか、本日の行き帰り+家読みで、北山猛邦「『瑠璃城』殺人事件」を読了。久しぶりに、いわゆる本格物、を読んだ気がする。昔より本格ファンは寛容になっているようだ。
 今週はやたらと本を読んでいた。あと、コーヒーも大量に飲んだ。もちろん花粉症は一向によくならず、耳の調子も悪い。