テラてかてかス

 朝から歯医者。今まで通っていた歯医者がやや遠かったため、近所の歯医者に変更。担当は、30代後半とおぼしき男性の先生。3つくらいしか診療台のない歯医者だったから、きっとこの人1人でやっているのだろう。
 左奥の上下が、冷たいものにも熱いものにも響くという悲惨な状況を打破しに行ったのだが、診察の結果、虫歯もあるけど、歯周病が酷いとのこと。「残念だけど、30歳でこれは悪い方だね〜」、「残念だけど磨けてないね〜」、「残念だけど歯並びが悪いね〜」等々、我が歯についての罵詈雑言(かならず枕詞として「残念だけど〜」が付く)を矢継ぎ早に浴びせかけられ、珍しく心が折れそうになった。しかも近代的な歯医者らしく、いちいち口腔内の様子がデジタル写真で目の前に映し出される。そんなに歳が離れていないはずなのに、君付けで呼ばれたのも凹む原因の一つだな。とりあえず、改心しよっと。
 午後から事務所で仕事。ま、普通の忙しさ。19時には仕事を終えて、19時半に退社。TSUTAYAで5枚のCDを借りて帰宅。もちろんwith週プロ。
 帰ってきてから鍋をつつきながら、日本酒と焼酎。わりと良い時間。
 それにしても、近ごろのイベント業界の予算削減っぷりといったらないね。もう慣れちゃって、「お金無いので……」と誰も言わなくなったくらい。みんな、予算がないのが前提で交渉をするから、オファーする側もされる側も、最初からギリギリの額を提示してくる。ま、交渉がスピードアップしてそれはそれで合理的なんだけど。スケール感のあるイベントって、もう限られてくるんだろうな。PRIDE、K-1、ハッスルみたいなメガイベントも軒並み倒れ、企業はパーティーなんてやんないし、代理店がらみの仕事も全然無い。残るは、商店街の子ども祭りに近いような、手作りイベントばかりである。
 環境に気を使うという風潮も相まって、衰退産業であることは間違いない。新しいイベントのあり方ってなんだろう? 人が動かなくて良い(移動しなくて良い)イベントを考えなきゃいけないんだろうな、きっと。