エベレスト休息所

　一転して寒い。携帯用MP3プレイヤーの曲を入れ替えたので、新鮮な気持ちで通勤できた。そろそろ、iPodに買い換えて、毎日新鮮な気持ちで通勤したい。ちなみに、今日はQ熱を行き帰りで聴いていた。
　森博嗣「森博嗣の道具箱」を読了。いつもながら、幸せな時間だった。あと数年で新作が出なくなることを、心から残念に思う。出版社の倉庫に眠っていたのが、●年ぶりに発見！　なんてことは、現代じゃないものなぁ（やや不謹慎）。
　そろそろ爪を切りたいと思いつつ、３日くらい経っている。こんな簡単な、５分で終わる行為が、どうして３日間も放置されているのだろう。
　だろう、と問いかけつつ、答えはハッキリしている。爪切り界では、風呂上がりに切るのが、爪がふやけていて最も良いとされている。そのことが原因だ。
　３日間風呂に入っていないわけではなく、ベストの状態を求めるがあまり、そうでない状態の時に、爪切りを行えないのである。つまり、風呂上がりのときは、あまりの気持ちよさに、爪切りのことなど忘れている。そして、会社でキーボードを叩くときに気づくわけだが、ベストではないので切れない、ということ。
　これは爪切り以外にもよくあることで、「ベストのアイデアが出ていないから、企画書が書けない」、「ベストのメロディが出ていないからデモが作れない」、「ベストのデザインが見つかってないから、（もう寒いのに）コートが買えない」等々、普段の僕の行動（しない）理由としてベストワンだ。