休む揺り戻し

 仕事が立て込んでいて走るしかない状況だと、楽だ。とりあえず、目先の仕事を片付けていけばよい。悩むこともあるだろうが、いづれ片付く問題しかない。
 休みになると、否応なく、自分の生き方について考えることになる。果たして、今の状態で自分は大丈夫なのだろうか。いくら望んだ状態だとはいえ、このまま望み続けるとは限らない。過去の自分、今の自分、これからの自分を、過去のデータに基づいて考えねばならない。
 これは、仕事が立て込んでいるときと比べると、ヘビーだ。考え事だけで休みが終わってしまう。休みは何も考えずに、本を読んだり音楽を聴いたりネットをするべきだ。人生との対話は、仕事中に。
 バレーボールの予選が始まっている。そろそろ、視聴者は今の演出に飽きているのではないだろうか。選手も、数年前から全然変化がない印象。人気がなくなるまで同じことを続けるから、新しいことを試みることが大変になる。マイナスからのスタートになるからだ。数少ない視聴スポーツだったのだが、もう観ないと思う。単純に、栗原より大山のほうが好みだからかもしれないけれど。