やって来たるは何の使いか

 久しぶりのお休み。ご褒美に犬を買いに行く。侃々諤々あり、亀戸にあるペットショップにて、前々から目を付けていた、チワワ×キャバリアのミックス犬を我が家に迎え入れることに。
 保険やら注射費やらで、なかなかのお値段だった。自分さえ入っていない保険なのに、犬は入れてしまった。記念すべき犬バカ生活の第一歩として刻まれるだろう。
 その保険の条約に書いてあった、「動物は品物ではないのでお金では保証しません」の一文が気になり、ショップの店員さんに尋ねると、「同等(額)の犬で保証します」とのこと。やっぱ品物やんか。
 それはそれとして、ケーキの箱を二回りくらい大きくした段ボール箱で家に連れて帰る途中(箱のくせに500円もするんだぜ)、かつてないほどの強風に見舞われる。砂埃で目が開けていられない。
 やっとのことで駅に着くと、案の定、総武線はストップ。しばらく待つも、動く気配がなく、風の収まる気配もないので、タクシーにて帰宅。
 とりあえず家に慣れさせようと、箱に入れたまま放っておき、チワワの飼い方本を熟読。何気に犬を飼うのは初体験。
「トイレのしつけは初日が肝心」との項目を見つけてしまい、慌ててケージを買いに秋葉原ドンキホーテへ。
 しかし売っておらず、右往左往して、結局再び亀戸にて購入。結構重い。さっきはタクシーだったが、今回は復活していた電車。初日っぽい無駄をたくさんして、なんとか迎え入れる形を作った。