SMASH11@新宿FACE 観戦記(前半)

 行ってるね、SMASH。先月に続き、二ヶ月連続の観戦。いつ行っても思うけど、スタッフが多い。ちゃんと進行スタッフもついているから、どっかのイベント制作会社に発注しているのだろう。帰りに、エレベーターのとこにいたスタッフのシーバーにシールが着いていたから、凝視してみたけど、読み取れなかった。弊社に発注こないかなー。
 今回のチケットはmixi通しで朱里発注。そのせいか、いつもの北側ではなく、南側の席だった。初めてスナホの顔を正面から見たよ。
 いつも通り、よくわからない演歌チックなオーバーチュアが流れて、興業スタート。多分、あの曲が流れたら、席に座れってことなんだろうな。それ以外の効用が特に無い。



■第1試合 児玉ユースケ vs 大森隆男

 前回に引き続き、大森さんの査定試合。体の厚みが違いすぎて、そもそも勝負になってなかったけど、5分少々の短い試合で、わりと良かった。多分、今回の6試合の中だと、2番目くらいに良かったかもしれない。
 大森さんって、何しにSMASHに来たのだろう? 団体に所属してないから、とりあえずレギュラーにしてよ、ってくらいしか目的が見えなくて、それはビジネスとして当たり前で、ごくごく自然なんだけど、プロレス的には何の目的も見えなくて困った。
 ステレオタイプな感じで、「TAJIRIをぶっ潰しに来てやったぜ!」でもなんでもいいんだけど、何しに来たのかが不明確だと、次に続かないよね。
 大原の仲間になるのかな、とかうっすら思ってたものの、特にアクション無し。誰か大森さんに抗争を。



■第2試合 朱里&野崎渚 vs 米山香織コマンド・ボリショイ

 米山はちっちゃくて、とりわけ可愛いわけでもないだが、プロレスラーとしての説得力が一番だった。さすがチャンピオン。
 あと目立っていたのが、野崎渚の弱っちさ。タッチして出てきても、勝つ雰囲気が全然ない。最後の方で、野崎が勝負の権利を持っていて、朱里に対して「(ボリショイを)押さえておけ」みたいな指示を出していたんだけど、見ていた人全員が、野崎がヤられると思ってたよ。
 ケガさえしてなければ、野崎のやられる姿は悪くない。キューティー鈴木のようなやられっぷりで、なんとかなるかもしれない。
 あと、野崎の唯一の武器であるビッグブーツも、これまた意外と悪くない。もう3試合くらい野崎の試合は見ているし、この試合でも連発してたけど、まだ飽きてない。その昔、WWEで活躍したテストのように、ビッグブーツを決め技まで昇華できるか期待。
 それに加えて、ケガをしない受け身を教えてもらうという名目で蝶野正洋のとこに行き、STFを伝授されて帰ってくるのはどうだろう。さらに、ケガをしない受け身を教えてもらうという名目で、リック・フレアーのとこに行き、バックハンドチョップを伝授されて帰ってくるのはどうだろう。技的には、この3つで十分だと思うな。
 あれ、なんか朱里の記憶が全然ないな。ふつーに安定してたのかな? 最後のマイクで「防衛戦お願いします」と言ったときに、チャレンジャーが「防衛戦」と表現するところに、なんか違和感があった。慣れないだけで意味的には合ってるか……?
 試合とは関係ないけど、米山はリリーフランキーのイラストちっくだよね。



■第3試合 KUSHIDA&Mentallo vs リン・バイロン&ゴーレム・ナイト

 これまたストーリーのない試合。リンとバイロンの恋愛ストーリーも全然ドライブせず。
 リンが攻められて攻められて、自然とクッシーやメンタロがヒールっぽくなり、リンに声援が集まるかと思いきや、そこまで厳しく攻められず、リンも意外とうまいことこなしてしまっていた。もっとやられていいと思うんだけどね。んで、耐えに耐えたところで、タッチ成立→ゴーレムが怒濤の勢いでなぎ倒す、という王道アメプロタッグマッチじゃダメな理由がなんかあったのだろうか。
 というか、正攻法でリンが反撃できちゃ、あんまり理屈が通らない。もっと頭を使った反撃法で行かなきゃなんないはず。体格もキャリアも大きく違うんだからさ。
 全体的にキメキメな感じが、うまいこといってなかったな。エースであるクッシーの大事な1試合を、こんなんで使っちゃっていいのかね。
 それと、メンタロの手つきがいやらしかったから、もうミックスドには使わないほうが良いと思う。



 ここまでで前半終わって休憩。いつもよりあっさりした感じ。
 次だかその次だかわかんないけど、S.E.S(ストレートエッジソサエティ)のセリーナが来るんだって! これは嬉しい。ルーク・ギャロウズもIGFに来てたし(スタン・ハンセンみたいになってたけど)、SMASHでS.E.Sの同窓会やろーぜ!


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