1月3日ユニオンプロレス後楽園大会「1富士、2鷹、3ユニオン全席2000円興行!!」

 もう1週間近く前のことだが、今年のプロレス初めはユニオンプロレス@後楽園大会。ユニオンプロレスを観に行くこと自体が初めてだったりもする。
 とりたてて引きのあるカードはなかったから、なんとなくスルーかなと思ってたんだけど、伊東竜二大日本プロレスのエース)参戦が決まって、背中を押された感じ。特に伊東竜二が好きなわけではないんだけど、生で見たこと無かったし、これは特だな、と感じた。ここらへん、ブッキングセンスがある。
 2000円効果で、後楽園が満員。すげー。


 感想を順不同につらつらと。
■そもそも、ユニオンといえば、諸橋と大家健じゃないかと思っている。石川や木高じゃなくて、諸橋と大家。どっちも雰囲気があって、気になるレスラー。
■一試合目からその諸橋。あと伊東も。「切れてる切れてる」っていうのが、定番のチャントみたい。試合的には、諸橋や伊東よりも、噂に聞いていた入江のバックフリップがすごかった。あれは銭の取れる技やね。
■初見の松本浩代と大畠美咲も、密かに楽しみにしていた。松本は良いレスラーだよなー。なんともいえない愛嬌がある。相手のブラックチェリーに対して「さくらー」と言いながら攻撃していたのが、かなり面白かった。大畠のドロップキック連発みたいな攻撃は、あんまり好みじゃない。
■この日がデビュー戦である冨永真一郎はとっても良かった。彼はきっと、第二のイブシコになる。体の厚みが早く付くといいな。諸橋に教えてもらえばいい。
■大家健の復帰戦は、おもしろかったけど、普通の復帰戦でもよかったような気がする。大家ってもっとマジなプロレスをやって、全然おかしくないレスラー。最終的に、今のWWEだと、サンティーノ・マレラみたいなポジションはどうだろう。ベタすぎるかな。
矢郷良明登場が、この日のハイライト。ああいう喋ってかっこいいレスラーが自分の好みなのかもしれない。矢郷さんのマイクって、超聞き取りやすいし、わかりやすい。スキット力も高いし、今年はもっと活躍してほしい。SMASHに参戦しつつ、最終的に新日あたりどう? 邪道外道の親分格とか。
■メインはあんまり。石川って、自技の当たりが弱いよね。いつも小さいレスラーとばかりやっているから、力の加減がわかってないんだろう、きっと。全日でKENSOのタッグパートナーになるとか、、、難しいか。


 全体的な感想としては、意外とストーリーがないんだな、ってこと。わりと淡々と試合が進んでいく。試合中乱入は一試合もなかった。7〜8試合とかある興業で、全試合ちゃんと試合しなくたっていいと思うんだけどなー。試合するだけがプロレスじゃないと思うぜよ。


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